【これでわかる】子育て支援員について

—子育て支援員とは?自治体別研修比較と申込手順ガイド—

保育士資格がなくても保育現場で働ける“民間資格”

・国が定めた研修を修了することで認定され、保育園・学童・地域支援施設などで補助的に関われる

・保育士不足の解消や、子育て経験者の活躍を促す目的で2015年に制度化

・履歴書にも書ける資格で、「保育の入口」や「実務経験の第一歩」として注目されている

📘 子育て支援員研修について

項目内容
研修構成基本研修(8科目)+専門研修(希望コース)
所要時間合計20~30時間程度(自治体によって異なる)
受講方法オンライン/集合型/eラーニングなど自治体ごとに異なる
費用無料~数千円(テキスト代・交通費などは自己負担)
修了後修了証が発行され、全国共通の「子育て支援員」として認定

子育て支援員研修|自治体別比較表(千葉県・東京都・神奈川県)

項目千葉県(千葉市)東京都神奈川県
実施主体千葉県(千葉市は独自枠あり)東京都(福祉局+財団)神奈川県+政令市(横浜・川崎など)
参加条件保育施設に在職していて、週5日6時間以上勤務していること(このように明記はされていませんが、在職証明書が必要なのでこのような条件になります)都内在住・在勤・在学者/保育未経験者OK県内在住・在勤・在学者/保育未経験者OK/希望者が受けられる
研修費用無料(テキスト代のみ)無料(テキスト代・通信費等は自己負担)無料(テキスト代・通信費等は自己負担)
申込方法保育施設経由 or 個人申請(在職証明書提出)Web申込 or 郵送申込(抽選あり)Web申込 or 郵送申込(抽選あり)
在職証明書6時間以上勤務で発行可(千葉市)勤務予定者も対象(証明書提出あり)勤務予定者も対象(証明書提出あり)
研修形式集合研修+eラーニング+実習オンデマンド+集合研修+Zoomオンライン+集合研修+実習
コース種類地域型保育/一時預かり/放課後児童/地域支援など同上(4コース)同上(6コース)
修了証発行千葉県知事名で発行東京都知事名で発行神奈川県知事名で発行
参考URL千葉県の子育て支援員研修詳細はこちら 公式ページhttps://www.pref.chiba.lg.jp/kosodate/sougou/kosodatesienin/kensyu/kosodatesienin/r7kensyu.html東京都の子育て支援員研修詳細はこちらhttps://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/katei/kosodateshieninkensyuu01神奈川県の子育て支援員研修詳細はこちらhttps://www.pref.kanagawa.jp/docs/sy8/cnt/shienin/1386_0_2018kosodate.html

自治体別|子育て支援員研修の参加条件比較表

地域在職証明書の必要性参加対象備考
千葉市必要(週6時間以上勤務)保育施設に在職している人証明書がないと申込不可
東京都不要な場合もあり都内在住・在勤・在学者(未経験者も可)抽選制/証明書なしでも応募可能
神奈川県不要(施設従事者でなくても可)県内在住・在勤・在学者/希望者未経験者も対象/抽選制あり

【各自治体参加手順まとめ】


千葉市東京都神奈川県
手順①保育園に在職証明書の発行依頼をする (必須)Web申込 or 郵送申込(所定の申込フォーム or 申込書を使用)Web申込 or 郵送申込(所定の申込フォーム or 申込書を使用)

「◯月◯日に開催される支援員研修に参加したいため、在職証明書を〇月〇日までに発行をお願いできますか?」  (※郵送提出が多いため、提出期限の1週間前が目安)抽選制/コースごとに申込先が異なる https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/katei/kosodateshieninkensyuu01抽選制/コースごとに申込先が異なる https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sy8/cnt/shienin/1386_0_2018kosodate.html
手順②自己申請する 各自治体の申込書類をまとめて郵送必要書類を提出(コースにより異なる)必要書類を提出(コースにより異なる)

送付先・提出書類は自治体ごとに異なるため、公式ページで確認在職証明書が不要な枠もあり/未経験も応募可能在職証明書は不要/未経験OK

千葉市の場合は、保育施設経由 or 自己申請(証明書添付)のどちらかで申込可能
県内在住・在勤・在学者が対象



未経験者も応募可能/柔軟な受講枠あり

🌿補足情報

  • 千葉市では、保育園に申請してもらう or 在職証明書を提出して個人申請が可能
  • 在職証明書は「週6時間以上勤務」が条件(それ未満だと発行不可)
  • テキスト代は500〜1,000円程度(基本+専門)で、振込手数料や交通費は自己負担
  • 修了証は、保育士試験の受験資格にはならないが、現場経験の入口として有効◎

【都民必見!東京都と神奈川県の参加条件まとめ】

  • 在職証明書なしでも応募可能な枠あり
  • 対象者:都内在住・在勤・在学者
  • 他県の人は原則対象外。ただし、  →「東京都で働く予定がある」「保育施設から推薦がある」場合は一部コースで受講可能
  • 抽選制のため、確約はされない
  • 未経験者にも門戸を開いているため、保育の入口としての柔軟性が高い◎
  • 神奈川県は東京都と同様に、施設従事者でなくても研修を受けられるスタンスです◎ → ただし、コースによっては「就労予定者が優先される」場合もあるため、申込時の案内を確認するのが安心です

【🧭5つの指針】

 「“知ること”が、変わるきっかけになる。」

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このブログは5つの指針と3つの視点を軸に保育にまつわる情報を発信しています。

この記事は、保育の羅針盤を支える【知識】にまつわる記事です。

これからも知識を蓄えて一緒に始めの一歩を踏み出して楽しく夢を叶えていきましょう!

それではまた次の記事で。

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